人気新品入荷 早稲田大学教授の手紙 【ミイラ資料】安藤更生 昭和34年(1959) 新潟大学【24-0412-19】 江戸時代 史料 円光寺 徳山啓基宛て／新潟県 和書

安藤更生・早稲田大学教授から、新潟県の浄土真宗本願寺派・円光寺住職の徳山啓基に宛てた手紙で、便箋2枚、ミイラ調査に関する新聞の切り抜き1枚、封筒1点。ｈ□□　明治期？印刷物　和洋てじな　森本順三郎・版元　6丁　色刷り　絵入　手品　マジック　発行年不明　/ｎ01-4。

便箋に書かれた手紙で安藤教授は、「内臓のある木乃伊(ミイラ)は極めて珍しく、真に好資料」「その後、薩摩(鹿児島県)堂山の首級も調査したが、これは単なる頭蓋骨だった」と述べ、徳山住職に感謝を伝えている。f240502026〇彩色木版画 広重 富士三十六景 駿遠大井川 静岡県島田市 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。

新聞の切り抜きによると、安藤教授は円光寺に伝来する江戸時代のミイラを調査し、「日本のミイラ研究の貴重な資料」と述べ、円光寺の徳山住職は「研究用に新潟大学に寄付したい」と述べている。都々逸？／流行歌？／「風流よしこのいはぬいろ　三篇」／橘園編／嘉永5年／南糠蔵板／1冊。

切り抜きの裏側のテレビ番組欄に「第12回 全国勤労者陸上競技大会 第2日目実況」という番組があるが、この大会は昭和34年(1959)7月25～26日に開かれたもので、「第2日目実況」は深夜1時の放送枠に載っているから、この新聞は7月26日の朝刊と思われる。『南海偉人高田屋嘉兵衛伝 一名日魯和解之媒』明治20年 日吉堂刊 明治時代和本（活字本）ゴローニン事件資料 北海道函館市郷土資料。

ただし新聞名は不明。☆E0365和本江戸期「芝居絵本番付」10冊/浪花本清板/絵入古書古文書/木版摺り。

切り抜きには「二十三日から四日にかけて」調査したと書かれているため、このミイラ調査は1959年7月23～24日に行われたことが分かる。京都名所獨案内　全・清水常太郎（光憲）編・明治28年・京都漫遊館・島原・七条新地・二条新地・色彩図・色彩地図。

以上から、この手紙は1959年7月27日のものであると考えられる。☆E0162和本明治17年（1884）藤原秀郷伝記「秀郷事実考」全1冊/野中準/古書古文書/木版摺り。

安藤更生

あんどう-こうせい

大正-昭和時代の美術史家。和本 江戸時代　古書 　太田道灌自記「わかやどのくさ(我宿草)」　天保十二年写本　十五丁。

明治33年6月10日生まれ。北白川官能久親王『三社書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/日本の皇族 北白川宮2代 陸軍軍人 幼名:満宮 最後の輪王寺宮 明治天皇の甥。会津八一(あいづ-やいち)にまなび,大正12年師とともに奈良美術研究会をはじめ,のち奈良に東洋美術研究会を創設。蘇東坡 草書 酔翁亭記 A8 木背表紙 明治十二年発行 山本勤之助 翻刻人 発行 北畠茂兵衛 細貝氏蔵書記 折帖 拓本 欧陽修 中国 蘇軾。昭和4年雑誌「東洋美術」を創刊した。尾張国之図　(仮題)　江戸後期写。戦後は早大教授。正誤　医学切要指南　岡本一抱　正徳4年　上中下巻全一冊　東洋医学・漢方・和本・古文書。昭和45年10月26日死去。影山一郎『北京見物』大正8年刊（中国・北京市）大正時代の北京・天津の風俗文化随筆集。70歳。絵図 （城郭図）三重県 伊勢國 桑名城 (レターパックライト発送）。東京出身。吉田庸徳著『横文字早学問 全』明治5年 山﨑清七刊 明治時代和本 芳川春涛・大鳥圭介の弟子 明治初期のアルファベット読本 英語教材。東京外国語学校(現東京外大)卒。斎藤拙堂旧蔵書（中国唐代)杜牧著 館柳湾校 亀田鵬斎序『樊川集』（全4冊揃）文化13年 万笈堂蔵版 江戸時代和本 漢詩集。本名は正輝。古文書 書簡 青山延寿 伊藤十郎兵衛 宛て 水戸藩 江戸時代 （レターパックライト発送）。著作に「鑑真大和上伝之研究」「日本のミイラ」など。★B15和本江戸期戦記物語「前太平記」全40巻合21冊揃い/古書古文書/木版摺り。

(『日本人名大辞典』)

【参考文献】

『社会保険 10(3)』全国社会保険協会連合会、1959年